episode3:「1人美容室開業」 (OPEN1年半前~10か月前)

前回のブログでお伝えしていますが、僕は「OPEN1年半前」に下記のことを決めました。

 

・開業する日を決める
・月ごとの計画を立てる
・自己資金がいくら必要かを知る
・お店の名前を決めた

 

 

それでは、次にOPENから「OPEN1年半~10カ月前」にしていたことをお伝えしていきます。

 

・お店のコンセプトを決める(※店名が決まっていな方は一緒に決めましょう)
・開業エリアを決める
・メニューや価格を考える
・ホームページを作る

 

この中でも開業エリアを決めることはとても重要になりますので、時間をかけて決めましょう!

 

 

OPEN1年半前から動き出す美容師さんは少ないと思います。

 

僕がおこなった「OPEN1年半前」や「OPEN1年半前~OPEN10ヶ月前」の両方は出来ればOPEN10か月前までにはすべて終わらせておくことをおススメします。

 

OPENNが近づくほど、イレギュラーが起きやすく、当初の予定より遅れてしまうことも多々ありますので時間があるうちにできることはやっておきましょう。

 


お店のコンセプトを決める(※店名も)

前項でもお伝えしておりますが、美容師さんは拘りが強い人が多いので、どうしても自分よがりなサロン名やコンセプトを掲げてしまうことが多いです。

 

もちろん自分の理想は大事ですが、利用するのは一般のお客様です。

 

世の中の人達に受け入れられやすいコンセプトや、わかりやすいサロン名にした方がいいと思います。

 

 

僕の場合はすでに店名は決まっているのでここではお店のコンセプトを考えました。

 

お店のコンセプト作りは具体的に決める

 

「1人美容室」の場合、全てのお客様を自分で担当するので、かなり具体的にコンセプトを決めた方がいいかと思います。

 

とはいえ、いきなりコンセプトと言われても難しいですよね?(僕もそうでした。)

 

いろいろネット検索した結果、僕的にはコンセプトづくりのコツは「3つ」でOKでした。

 

1.「1人美容室」開業の動機を考えてみる

「1人美容室」を開業する方の多くは「現状の不満を解消することが、現在の職場ではどうしてもできない。」
だからこそ、自分が本当にやりたいことを実行するために開業する。」と思っているか方かと思います。
これが、まさしく「動機」です。

 

最初にこうした現状の不満を明確にすることにより、「1人美容室」としてやりたいことが明確になり、何故開業すべきなのかが、必ずハッキリします。

 

2.「何を提供するか?」を明確にする

「1人美容室」の場合、お客様は全て自分1人で担当します。そのため、1日に担当できるお客様に限りがあります。
「どんなお客様もキレイにする!」という考えだと一般的な美容室と同じになってしまう為、固定客がつきにくくなります。

例) できるだけ施術人数は少なめにする → 常に丁寧な施術をする。客とのコミニケーションをより深める。
例) 専門性を強くしたい → アンチエージング、若返りのプロとして多くの中高年女性に貢献する。
例) 安全性の高い薬液を使う → 肌トラブルや失客を完全に無くし客への安心感を高める。
例) 新技術を常に導入する → 自分も従業員も常に新しい技術や新機器の情報収集をし続ける。

 

まずは、「何を提供するか?」を明確にすることが大事です。

 

3.「誰に提供するか?」を明確にする

 

「何を提供するのか?」が決まれば、自ずと見えてくると思います。

例) できるだけ施術人数は少なめにする →常に丁寧な施術をする。客とのコミニケーションをより深める。
(→普段はバリバリ仕事をこなし、40代キャリアウーマン)

例) 専門性を強くしたい → アンチエージング、若返りのプロとして多くの中高年女性に貢献する。
(→薄毛・軟毛に悩見始める50代主婦層)

例) 安全性の高い薬液を使う → 肌トラブルや失客を完全に無くし客への安心感を高める。
(→オーガニック製品にこだわる30代女子)

例) 新技術を常に導入する → 自分も従業員も常に新しい技術や新機器の情報収集をし続ける。
(→流行に敏感な20代女子)

 

「何を提供するか?」「誰に提供するか?」を明確にすることで、
自分にしかできないことを明確にする事が「1人美容室」のコンセプトに繋がります。

 

 

コンセプトがしっかりしていないと「1人美容室」を経営していくことは大変です。ここはしっかり時間をかけて考えていきましょう!


開業エリアを決める

「お店のコンセプト」が決まった後は、開業する場所を決めていきましょう。

 

美容室が開業する立地に関してはネットで検索すると沢山の情報がでてきますので、僕が実際に探した方法をお伝えします。

1.今働いているお店の近くの駅を3駅ほどピックアップ
2.それぞれの駅の1日の電車利用数・住民の世帯収入・住民の年齢層を調べる
3.HOT PEPPER BEAUTYの掲載店舗数・料金・メニューをチェックする
4.実際に1日、その駅周辺で過ごす

 

1.今働いているお店の近くの駅を3駅ほどピックアップ

僕はFCオーナーの契約上、同じエリア(同じ管轄エリア)でお店を出店することが出来なかったので、今働いているお店から近くて違う管轄エリアの駅を3駅程探しました。

 

2.それぞれの駅の1日の電車利用数・住民の世帯収入・住民の年齢層を調べる

これはネットで検索すれば簡単に確認することが出来るので確実に調べておいた方がいいです。
(→内閣府のRESAS「地域経済分析システム」なども参考にしました。 )

 

1日の電車利用数 働く世代(20代~60代)がどれくらいいるかの指標になる
住民の世帯収入 客単価をどれくらいにするかの指標になる
住民の年齢層を調べる メニューを決める指標になる

 

 

この3つが分かることで、決めたコンセプトのまま行くのか、コンセプトを変更するかの指標になりますね。

 

3.HOT PEPPER BEAUTYの掲載店舗数・料金・メニューをチェックする

 

僕は最初の1年はHOT PEPPER BEAUTYを利用しようと思っていたので、駅ごとに何件の掲載店舗数・料金・一押しのメニューを調べました。

 

僕の場合、髪質改善を売りにしていこうと思っていたので、その駅ごとに「髪質改善の価格帯」、「髪質改善を売りにしているサロンの有無」、「1人美容室の数」などもチェックしましたね。

 

)

 

 

僕がエリアを探した時のメモがあったので貼っておきます。
ここでは、「駅ごとの1日の利用人数」「HOT PEPPER BEAUTYの掲載数」がメモされています。

 

字の汚さは無視でお願いします。

 

4.実際に1日、その駅周辺で過ごす

「百聞は一見に如かず」とは言ったもので、実際に駅に行くことで「今現在の街の状況」を把握することが出来ます。
出来れば1日過ごすことをおススメしますが、出来るだけ多くの時間を使った方が時間帯ごとの人の流れや年齢層なども分かり、営業時間なども決めやすくなります。

 

 

街に行くと、ネットには掲載されていないテナントを発見することもありますよ。


メニューや価格、客単価、月間売上を考える

先ほど決めた「開業エリア」を基に、メニュー内容と価格設定を決めましょう。

 

1番多い失敗は、今自分が所属しているお店のメニュー内容や価格設定をそのまま適用してしまうケースです。

 

「既存顧客を連れてきたいから前と同じメニューや価格にしないと。」という気持ちは分かりますが、メニューや価格を同じにしても既存のお客様が全員来てくれることはありませんし、来てくれてもいずれは自然失客する可能性があります。

 

ですので、今所属しているお店の内容に合わせるよりも、出店する地域の特徴や、近隣のお店のメニュー構成、マーケティング結果に基づいて、メニュー内容を価格を決めた方が、長続きする美容室になるでしょう。

 

メニュー内容と価格設定が決まれば、自ずと客単価や月間売上目標が見えてくるかと思いますのでおおまかで良いので設定しましょう。

 

 

このミスは本当に多いです。実際、僕を指名してくれていたお客様で今のお店に来て下さるお客様の割合は2割程度です

 

 

 

僕がメニューやセットメニューを決めている際のメモがあったので貼っておきます。

 

相変わらずの字の汚さ...無視でお願いします。


ホームページを作る

「1人美容室」ではホームページは必須です。

 

詳しい理由は過去の記事をご覧ください→「episode1:何でホームページを作ろうと思ったのか?」

 

ここでは、僕が1年前までにホームページを作成した理由を2つお伝えします。

 

1.ホームページは生き物

ホームページは日々更新していく必要があります。特に流行の移り変わりが早い美容室では更新頻度も重要になってきます。

・最終更新が3年前
・ヘアスタイルが一昔前の画像
・お店の最新情報が1年前
・スタッフ写真が古い

上記のような美容室に行きたいと思いますか?

 

ほとんどの方の答えは「NO」かと思います。

 

ホームページは日々更新していく必要があります。特に流行の移り変わりが早い美容室では更新頻度が顧客獲得に直結します。

 

 

OPEN前はバタバタして、本当に更新頻度が落ちます。

 

僕は1年前までにホームページの土台をしっかり完成させておいたので、OPEN前でも普段通り更新することが可能でしたので早めに作って良かったと思いました。

 

2.SEO対策

ホームページを作成するなどで検索するとこの「SEO」という言葉をよく見かけると思います。

 

SEOとは?

自社の顧客になってくれそうな人が来てくれるようにWebサイトやコンテンツを調整する手法のこと。
ようは、ユーザーに評価されるだけでなく、検索エンジン(YYahooやGoogleなど)から見ても価値がある情報と判断されて、上位に表示されるようになることを目指して施策を行っていくということ。

 

厳密に言うと少し意味合いは違うんですが、僕たちはプロじゃないので上記のような認識でOKです。

 

つまり、ホームページだけ作成して、更新がないままだとYahooやGoogleで検索をしても1ページ目の上位に表示されなくなってしまいます。

 

せっかくホームページを作成してもお客様に見ていただかなければ意味がありません。

 

ホームページを作成し、中身を更新していくことでホームページの中身が濃くなり、検索したときに1ページ目に表示されやすくなります。

 

 

検索エンジンもちゃんとホームページを見て上位に表示させようか判断しているので、内容が薄かったりすると、どれだけ多く更新しても上位に表示されません。

 

ホームページを更新する際は中身にも気をつけましょう!